スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエル(ダニエル・クレイグ)は、意気消沈の日々を送っていた。ある日、彼のもとにスウェーデン有数の財閥・ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から家族史編さんの依頼が舞い込む。
実は、ヘンリックの真の目的は、40年前に起きた娘ハリエットの失踪事件の真相究明だった。ヘンリックはハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。成功の陰に隠された一族の過去に気づくも、手がかりをつかめないミカエルは、天才的な資料収集能力を持つというある人物を紹介され…。
「ドラゴン・タトゥーの女」は、2005年にスウェーデンで刊行され、発売と同時に爆発的大ヒットとなった衝撃のミステリー。 今回は、タイトルにちなんで“dragon”を使った英語表現をご紹介します。
“dragonfly” 「トンボ」
日本でトンボは縁起の良いものとされ、一部のネイティブアメリカンの部族では、 困難からの再生の象徴とされています。逆に西洋文化では邪悪の象徴とされ、“devil’s needle(悪魔の針)” 、 “ear-cutter(耳切り)” などと表されています。実際にトンボが刺すことはないにもかかわらず、害があるものと誤解されることもあるそうです。
“snapdragon” 「金魚草」
日本語では「金魚草」といい、英語のイメージを大きく異なります。
名前の由来は、花弁を開くと龍の頭のような形をしているからです。またこの花を隠し持っていると魅力的に見られるといわれています。
“dragon lady” 「影響力があり魅力的な女性」
1930年代にアメリカのマンガや映画で使われ出した言葉ですが、
現在では影響力があり魅力的な女性のこと指します。
“Here/there be dragons” 「(ドラゴンが出るから)気をつけて」
未開の地に足を踏み入れるような危険な状況にはドラゴンがいるかもしれないから「気をつけてね!」という意味を込めて使います。
例)Nicole は休暇の予定を立てています。
Stewart: Cambodia, huh? Careful, there be dragons.
Nicole: Don’t be silly, it’s really safe there.
Stewart: カンボジア、ふーん?気をつけてね。
Nicole: 何いっているのよ、あそこは安全よ。
“dragon’s breath” 「口臭がきつい」
西洋文化では、ドラゴンは口から火を吹く危険な生物といわれていたことから、口臭がきついことを表わす際に使います。
例)2人はレストランで食事を終えたところです。
Hillary: Do you have any gum? I have dragon’s breath from that garlic bread.
Paul: Sure, here you go.
Hillary: ガムとか持ってない? あのガーリックブレッドのせいで息が臭いわ。
Paul:はい、どうぞ。
同じドラゴンでも文化によって正反対の象徴であるというのは興味深い事実ですね。
ミレニアム三部作の第一弾として2005年にスウェーデンで刊行され、発売と同時に爆発的大ヒットとなった衝撃のミステリーを映画化。
資産家ヘンリック・ヴァンゲルから40年前に起きた少女の失踪事件の真相究明を依頼された社会派ジャーナリストのミカエルが、一族に隠された闇の真相に迫っていく様子を描く。
ミカエルを演じるのは、『007』シリーズで知られるダニエル・クレイグ。そして、“ドラゴン・タトゥーの女”リスベットを演じきったのは、『ソーシャル・ネットワーク』に出演の新星ルーニー・マーラ。監督は、『ゼブン』、『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャーが務める。

ドラゴン・タトゥーの女
デヴィッド・フィンチャー
ダニエル・クレイグ
ルーニー・マーラ 他
ソニー・ピクチャーズ エンターテイメント
2月10日(金)より、TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー