映画で英語「シネマEnglish」
2016.6.20
AMY エイミー
Introduction
© 2015 Universal Music Operations Limited.
27歳でこの世を去った、エイミー・ワインハウスの生涯を描いた珠玉のドキュメンタリー
2011年7月23日に急逝したエイミー・ワインハウス。『AMY エイミー』は、世界中の音楽ファンに愛された彼女の生涯を描いた傑作ドキュメンタリー映画です。
本作は、第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞し、今現在も英国アカデミー賞、グラミー賞最優秀音楽映画賞など、世界の映画祭で30冠以上を獲得、ドキュメンタリー映画としては異例の全世界興行収入約28億円となる大ヒットを記録しています。監督は、伝説のF1レーサー、アイルトン・セナのドキュメンタリー『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』を手掛け、最近ではロックバンド「oasis」のドキュメンタリー制作にも携わる事が話題となっているアシフ・カパディア監督。
華々しいスポットライトを浴びる一方、普通の女の子として、大切な恋人や家族と過ごす可愛らしいエイミーの素顔、世界が熱狂した彼女の、これまでメディアに見せる事の無かった、誰も知らない一面を描き出します。
英語でトリビア
音楽を愛し、魂を削って歌い続けたエイミーの歌詞に込められた想いとは――。レディー・ガガやローリング・ストーンズなど、世界中のミュージシャンたちが絶賛したエイミーの歌声は、一度聴いたら忘れられないはず。今回は彼女の歌声にちなんで、「声」に関連する英語表現をご紹介します。
「声」に関連する英語表現
“(have a) set of pipes” いい声(をしている)
これは素晴らしい歌声をしている人や非常に声の大きな人に対して用いる表現です。このフレーズで使われている“pipes”は人の「声帯」を意味しています。ちなみに “pipes”は「筒状の形をした吹奏楽器」の意味でも使われます。
Emma:Waaaaaaaaaaah! [cries]
Isaiah:Wow, she’s got quite a set of pipes, doesn’t she?!
Emma:ウワァァァァァン![泣き声]
Isaiah:すごい、いい声してるんじゃない、この子?
“find one’s voice” 自分の表現方法を確立する
自分の考えや信念に従って自分を表現するための独特な方法を見つけることを意味する表現です。訓練やこだわり、内省などを通じて創造的な成果などをより特別で意味があるものにするといったイメージのフレーズです。
Shirin:So what did you think, Professor? I really worked hard on this one.
Prof. Greene:I think you finally found your voice this time. Great job!
Shirin:教授、どう思いますか?この作品は結構頑張ったんですけど
Prof. Greene:ついに自分のスタイルができたみたいだな、今回は。よくやったぞ!
“[end/go out/finish] on a high note” 最高の状態で終わる
この表現は最もうまくいっている状態や感動的な状況で物事が終わることを意味しています。小説やテレビ番組などのシリーズを人気にかげりが見え始める前に終わらせるという意味で使われることもあります。
Gabriel:I don’t really care if we win or lose the game. We’re not going to the playoffs.
Roy:So what? Let’s go out on a high note and win the last game!
Gabriel:勝っても負けても、どっちでもいいかな。どの道プレーオフには行けないんだし。
Roy:それがどうした?最終戦に勝って、いい状態でシーズンを終わらせようぜ!
作品情報
© 2015 Universal Music Operations Limited.
タイトル | AMY エイミー |
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原題 | Amy |
監督 | アシフ・カパディア |
出演 | エイミー・ワインハウス、ミチェル・ワインハウス、マーク・ロンソン、サラーム・レミ、トニー・ベネット ほか |
配給 | KADOKAWA |
公開情報 | 2016年7月16日(土)より、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー |
公式サイト | http://amy-movie.jp/ |