リスニングに「スターインタビュー」
2015.5.21
ジム・スタージェス from 「ハイネケン誘拐の代償」
スターの英語を聞き取ってみよう!
緑の缶が印象的なビール「ハイネケン」の経営者を、全く犯罪経験のない若者が誘拐した実際の事件に基づいている作品「ハイネケン誘拐の代償」。誘拐犯の一人を演じたジム・スタージェスのインタビューでは、どのようにして彼がこの実話に興味を持ったのか、誘拐犯である実在の人物に敬意を持っていると話していますがそれはなぜでしょうか。聞き取ってみましょう。
解説
ジム・スタージェスが“intrigued”した(興味をもった)部分は、誘拐犯である若者たちがごくごく普通の一般の若者であるということと話しています。そのような若者が有名な大富豪を誘拐しようなどと、普通では考えもしないことを実際に行ったことに驚いたようですね。また、敬意を持った背景としては、重大な事件となるようなことでも「やってのける」、そして実際に実行に移したという度胸があると感じたからと話していますね。
“grey area” あいまいな領域
物事の中間領域を指し、違法に近い行為や、道徳上で善悪の判断が曖昧なことものなどを意味する表現です。
(例)
You’re not supposed to do it, but it isn’t against the rules, so it’s kind of a grey area.
それはしてはいけないことになっていますが、ルールに反しているわけではないので、グレーゾーンといったところですね。
“get away with (something)” ~を罰を受けないでやってのける
良くないことをしたのに罰せられずに上手く逃れることや、予想より軽い罰で済むことを意味する表現です。
(例)
I’m on a diet, but I can probably get away with eating a chocolate or two.
ダイエット中だが、チョコレートを1、2個食べるくらいは大丈夫だろう。
字幕付きの動画でリスニングの練習をしよう
ジム・スタージェス Part1
ジム・スタージェス Part2
ジム・スタージェス Part3
作品情報
大富豪誘拐事件の≪裏≫で、いったい何が起きたのか――?
実話に基づく、本格サスペンス・ミステリー!
大ビール企業「ハイネケン」の経営者誘拐事件。1983年に実際に起き、世界中を震撼させたこの事件は、奪われた金の大半の行方が未だ解明されていないなど、多くの謎を残している。本作は、その真相を追ったエミー賞受賞の犯罪ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ヴリーズのベストセラーを基に衝撃の映画化。誘拐した者・誘拐された者の両者の視点で描き、≪実話≫の知られざる真実へと迫っていく。事件の裏側で、誘拐された大富豪と、誘拐した犯人たちの間に、いったい何が起きていたのか――? この本格サスペンス・ミステリーに、オスカー俳優のアンソニー・ホプキンス、若手スターのジム・スタージェス、サム・ワーシントンほか豪華キャストが集結。これまで決して描かれることのなかった歴史的大事件の謎が、いま明かされる!
1983年、オランダ・アムステルダム。大ビール企業「ハイネケン」の経営者、フレディ・ハイネケンが何者かに誘拐された。世界屈指の大富豪の誘拐は世間を驚かせ、警察も巨大組織による犯行を疑う。しかし誘拐したのは、犯罪経験のない幼なじみの5人の若者だった…。大胆不敵な計画を実行し、史上最高額(当時)の身代金を要求する犯人グループ。すべては上手くいくはずだった。ところが、人質であるハイネケンの傲慢な言動に、5人は翻弄され、歯車が狂いだしてゆく。駆け引き、誤算、落とし穴。誘拐された大富豪と、誘拐した若者たち。追い詰め、追い詰められる男たちが支払う“誘拐の代償”とは――?!
タイトル | ハイネケン誘拐の代償 |
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原題 | Kidnapping Mr. Heineken |
監督 | ダニエル・アルフレッドソン |
出演 | アンソニー・ホプキンス/ジム・スタージェス/サム・ワーシントン 他 |
コピーライト | © 2014 Informant Europe SPRL, Heineken Finance, LLC |
配給 | アスミック・エース |
公開情報 | 6月13日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー |
公式サイト | http://kidnapping.asmik-ace.co.jp/ |