リスニングに「スターインタビュー」
2015.6.25
ジュリアン・ムーア from 「アリスのままで」
スターの英語を聞き取ってみよう!
「スターインタビュー」のファンの皆さまには大変申し訳ないのですが、今回の投稿をもちましてこのコーナーは更新を停止させていただきます。長い間ご愛顧いただき、誠にありがとうございました。すでに投稿した動画はアーカイブとして残りますので、今後とも多種多様な発音に対してのリスニング力を養うためにご活用くださいませ。
このコーナーの最後を飾るのは、アルツハイマー型認知症を発症した大学教授を演じるジュリアン・ムーアのインタビューです。特効薬のないこの病気とどのように過ごしていくのか、闘病生活を描いた「アリスのままで」にて主演を務めるにあたり、丹念に事前調査を行ったと話していますが、その理由はなぜかを聞き取ってみましょう。また、アルツハイマー病協会の協力とはどのようなものだったでしょう?
解説
俳優自信がイメージして役作りをするフィクションとは異なり、実際にある事柄について演じることに関しては、事前調査を行うことは俳優の責任であると話していますね。当然ですが、映画という媒体を通して全く異なるイメージを世間に植えつけてしまうことは良くないと考えているようですね。また、アルツハイマー病協会が実際の患者にとジュリアン・ムーアが話す機会を与えてくれ、リアルな声を役作りに反映することができたと話していました。
“have a responsibility to do ~” ~をする責任がある
立場上負うべき義務や任務がある、という意味の表現です。
例)
All parents have a responsibility to take care of their children.
すべての親は子どもの面倒をみる責任がある。
“get to know (someone)” (人)を知るようになる
誰かのことをよく知るようになる、または知り合いになるという意味の表現です。
例)
He’s a little quiet, but he’s a very nice person when you get to know him.
彼は少し無口だが、知り合いになるととても優しい人だ。
字幕付きの動画でリスニングの練習をしよう
ジュリアン・ムーア Part1
ジュリアン・ムーア Part2
ジュリアン・ムーア Part3
作品情報
すべての記憶を失う若年性アルツハイマー病と宣告されたら、避けられない運命との葛藤と、家族の絆を描く感動の物語!
あなたならどうしますか──?
原作は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーランキングに40週間にもわたってランクインし、世界各国で25の言語に翻訳されたリサ・ジェノヴァの「アリスのままで」。監督は故リチャード・グラッツァーとウォッシュ・ウェストモアランド。自身もALS(筋委縮性側索硬化症)と闘病中のグラッツァーが、誰のせいでもない苦しみと、その中にもなお喜びを見出そうとするアリスの心境に細やかに分け入った。
最後には自分の名前すら思い出せなくなっても、アリスが生きた証は決して消えはしない。人生に何が待っているのか、誰にも予測などできはしない。それでも、瞬間、瞬間を精いっぱい生きることの尊さを伝えてくれる、深い感動の物語が誕生した。
50歳のアリスは、まさに人生の充実期を迎えていた。高名な言語学者として敬われ、ニューヨークのコロンビア大学の教授として、学生たちから絶大な人気を集めていた。夫のジョンは変わらぬ愛情にあふれ、幸せな結婚をした長女のアナと医学院生の長男のトムにも何の不満もなかった。唯一の心配は、ロサンゼルスで女優を目指す次女のリディアだけだ。ところが、そんなアリスにまさかの運命が降りかかる。物忘れが頻繁に起こるようになって診察を受けた結果、若年性アルツハイマー病だと宣告されたのだ。その日からアリスの避けられない運命との闘いが始まる──。
タイトル | アリスのままで |
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原題 | STILL ALICE |
監督&脚色 | リチャード・グラッツァー&ウォッシュ・ウェストモアランド |
出演 | ジュリアン・ムーア/クリステン・スチュワート 他 |
コピーライト | ©2014 BSM Studio. All Rights Reserved. |
配給 | キノフィルムズ |
公開情報 | 6月27日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー |
公式サイト | http://alice-movie.com/ |