2017.2.3

「～の間」を表す “for”・”during”・”while” の使い方

「～の間」という意味で使われる言葉として “for”・“during”・“while” などがありますが、どのように使い分けていますか？
今回はこれらの意味や用法、違いについて確認してみましょう！

• for：「期間の長さ」を伴う
• during：「期間の名称」を伴う
• while：「原則としてS+V（主語+動詞）から成る文章」を伴う

「期間の長さ」を伴う “for”

様々な用法を持つ前置詞 “for” ですが、期間を表す場合は「～の間」という意味で、「期間の長さ」を表します。この場合、しばしば数詞や数量形容詞（many、few、several、some など）を伴う名詞が続きます。

「期間の名称」を伴う “during”

前置詞 “during” は、「その期間中ずっと」または「その期間の間のある時に」という意味を持ちます。後には「期間の長さ」ではなく、「休暇」や「滞在」などのように「期間の名称」が続きます。

あとに文が続く “while”

“for” や “during” は前置詞で、後には名詞や名詞に相当する語句が続くのに対し、接続詞である “while” の後には、原則としてS+V（主語+動詞）から成る文章が続きます。期間を表す場合は「～する間」という意味になります。

※後者の例文のように、”while” に続く主語が主節（”while” が付いていない方の文）と同じ場合、”while” の後の「主語 + be動詞」は省略されることがあります。（例：I visited the museum while staying in Paris.）

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「～から～まで」という期間

「～から～まで」といった期間の始まりと終わりを表したい場合、”from ～ to ～” と表現できます。

※”to” の代わりに “till” を用いることもできます。

▼こちらもCheck!
「～まで」と期限を表す “by” と “until”、”till” の違いって？

対比の意味での “while”

接続詞の “while” には「対比」を表す用法もあり、「～の一方で」といった意味になります。

ネイティブスピーカーがよく使う、接続詞 “while” を用いたイディオムをご紹介。

名詞としての “while”

“while”は名詞として用いられることもあり、「少しの間、時間、期間」といった意味になります。

名詞の “while” を用いたイディオムは、以下のとおりです。